老け顔と美魔女
私は子供の頃から老け顔だったな、っていう話。
アダルトチルドレンだったからかな?
身長が高かったからかな?
当時、高校生で165cmあったのよね。
ピークは166.6cm、今は165cm。
中学時代、家に訪ねてくる近所の人から
「あら〜、どこの大学行ってるの?」
「こんな大きなお子さんいたのね〜」と言われる度、褒められてるのか貶されてるのか、良く分からなかったのよね。
父のDVのお陰で、すっかり人の顔色を伺ったり、空気を読んだりするくせのついた私は、どう反応して良いのか分からず、愛想笑いしてたな〜。
高校時代、共働きの両親に代わって、末の弟を受診に連れて行ったり、遠足に行ったりして偉かったよね〜。
本当は恥ずかしくて嫌だったけど、可愛いオアシスの弟のため!
耳鼻科の先生からは「こんなに若いお母さん、いるんだね〜」と感心されて。
またも思春期真っ只中の多感な女子高生の私はガーン!大ショック!!
看護師さんが慌てて「お姉さんですよ!先生!」と否定してくれたけど、時すでに遅し。
「どこ見とんじゃボケ〜!17歳で7歳の子供がいるわけね〜だろ〜!!!」と心中穏やかではなかったわね。
そして社会人になってからも、自分では全然そう思ってなかったけど、周りからは老けて見られてた。
社会人1〜2年目の時も、お客様から
「ここの責任者の方?お子さんは何人?」
と良く聞かれていたのよね〜。
Why 何故?
態度がデカかったから?
貫禄があったから?
「いやいや、も〜何でやねん!どっからどう見ても初々しい新人でしょうが〜!」と心でつぶやく日々。
当時はうら若き乙女になんて失礼な!と憤慨し、一生懸命否定してたよね〜。
女優ぶって顔で笑って心で泣いて。
なーんて、怒りが顔からだだ漏れしてることも多々あったけどね〜。
口下手で人間が未熟だったもんね〜。
あ、今もか。
毎回、訂正するのも段々面倒くさくなった私。
未だに独身のくせに、しゃあしゃあと「はい、子供は2人なんですよ〜」なんて嘘ついて、適当に合わせるようになったわね( ̄▽ ̄;)
母から、「老け顔の人は年取ってから若く見えるようになるのよ〜」と嘘か誠かマユツバな励ましを受け続け、いつその時が来るのか待ち続けて早30年たったわね。
ねぇねぇ、それって美魔女ってこと?
お母さん、その情報どこから仕入れたの〜⁉︎
っていう感じだけど、信じるものは救われるってことで。